最初に池田はるかさんの作品展示を見たときに感じたのは、「見ているだけでも可愛らしい二人の女の子のイラストレーション」ということでした。しかし作品展の会場をぐるぐる回り、ひとつひとつじっくり見ると、そんな表面的なことではない「なにか」がそこにあるのに気づきました。実はその「なにか」は、いまもってわかりません。一枚の絵画に、画家は思いを込めると思うのですが、池田さんは「他者との繋がり」をそこに夢見ているというのです。つまり、絵に描かれた女の子二人の関係性に加え、見ている観客と作者との関係性をも追究しているように思えます。一見楽し気な作品の裏側を探っていきたいと思います。